2020-05-15 第201回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
養成施設ルートにおいては、従来、二年以上の養成課程をもって担保してきましたが、介護福祉士の資質と社会的評価を高める観点から資格取得方法の一元化を進め、平成二十九年から国家試験の義務づけを導入したところでありますが、経過措置のもとでは、養成施設卒業者であって国家試験に合格していない方についても卒業後五年に限り介護福祉士となれるということになっております。
養成施設ルートにおいては、従来、二年以上の養成課程をもって担保してきましたが、介護福祉士の資質と社会的評価を高める観点から資格取得方法の一元化を進め、平成二十九年から国家試験の義務づけを導入したところでありますが、経過措置のもとでは、養成施設卒業者であって国家試験に合格していない方についても卒業後五年に限り介護福祉士となれるということになっております。
このようなことから、まずは養成施設ルートの者から受入れを行うことが適当であると考えておるところでございますが、他のルートにつきましても資格制度の中では専門性に差異があるわけではございませんので、介護福祉士資格取得方法の一元化、現在進行中でございますが、その状況も踏まえまして、我が国産業及び国民生活に与える影響等も勘案しつつ、関係省庁と連携して今後検討してまいりたいと思います。
なお、他のルートについては、介護福祉士資格取得方法の一元化の状況等も踏まえまして、また、我が国の産業及び国民生活に与える影響等も勘案しつつ、関係省庁と連携し検討を行ってまいりたいと考えております。
先にちょっと、通告していないんですけれども、質問させていただきたいなと思いまして、やはり介護福祉士の資格取得方法の一元化に向けた今回のことについてであります。 今日も質問がありましたし、また昨日は参考人質疑もありました。先ほど石井援護局長の方からも経緯もお聞かせをいただきました。
○国務大臣(塩崎恭久君) 国権の最高機関は国会でございますから、国会をオーバーライドするような発言はもちろんできませんけれども、行政府としてお答えを申し上げれば、先ほど申し上げたように、まず今回の改正法案によって現場の声にも配慮をしながら確実に資格取得方法を一元化するという道筋が付けられているわけでありますから、この国家試験の義務付けを再び延期するということは考えておりません。
○政府参考人(石井淳子君) 医療ニーズの高まりや、認知症高齢者、そして高齢者のみ世帯の増加に伴いまして介護ニーズの高度化、多様化が進んでおり、これに対応できる資質を担保して社会的な信頼と評価を高めることが介護福祉士の資格取得方法の一元化の目指すところでございまして、昨日の参考人の意見聴取聞きましても、やはりそうした考え方については基本的に賛成のお立場の方の声が大きかったように思っているところでございます
また、介護福祉士制度も、二〇〇七年に介護福祉士の定義規定や義務規定、資格取得方法の見直しなど法律の一部改正が行われ、二〇一一年には喀たんの吸引など一部の医療行為が可能になるなどの法律改正が行われて、時代のニーズとともに、介護予防から医療的なケアあるいはおみとりまで、介護福祉士に求められる役割は大変幅広くなり、介護福祉士には、より高度な知識、技術と高い倫理観が求められるようになってまいりました。
○政府参考人(石井淳子君) 今回、国家試験の義務付け、漸進的に導入するという、そういうことも含めまして御説明いたしますと、まず平成十九年の法改正におきまして、養成施設卒業生に対する国家試験の義務付け等により介護福祉士の資格取得方法の一元化を進めまして、介護人材の資質の向上を図るという方向性を打ち出したところでございます。
○大臣政務官(太田房江君) 介護福祉士の養成施設に対しまして、御指摘のように国家試験の義務付けを行い、介護福祉士の資格取得方法の一元化を進めたいということで、この方向性につきましては改正法案についても全く変わるところはございません。
三番目ですが、介護福祉士の資格取得方法の見直しの施行延期についてですが、私どもは大変これショックを受けておりまして、私自身が、ホームヘルパーの採用試験を受けてなりましたけれども、全く研修も何も受けずに利用者宅に派遣されました。
介護福祉士の資格取得方法の見直しについては、二〇〇七年の改正で国家試験や実務者研修が義務付けられることとされた後、二〇一一年の法改正で施行が三年間延期されました。今回更に施行が一年延期されますが、その間具体的にどのような形で進めていくのでしょうか。また、今回の延期は審議会などで議論されたのでしょうか。
○政府参考人(岡田太造君) 介護福祉士の資格取得方法の見直しにつきましては、質の向上の観点から平成十九年の制度改正が行われて、平成二十七年度から施行予定でございましたが、養成施設ルートに新たに国家試験を課すことは養成施設入所者の減少をもたらすのではないかというような御懸念があるとか、実務者経験ルートに実務者研修を義務付けることは介護現場に働く方に過重な負担を課すものではないかという御意見もございまして
やはり二〇〇七年の法律改正のときには資格取得方法一元化をして質を担保して、そして社会的評価を得ようということが皆さんたちの合意だったはずだというふうに思っております。それが最低限の縛り、縛りというか、質の担保に必要だというふうに思っております。
今回、介護福祉士の資格取得方法に関する見直しの施行、延期になりましたけれども、まず一点、この点についてどのように思われているのか、お聞きしたいと思います。
○参考人(石橋真二君) 資格取得方法の一元化の先延ばしに関しましては、先ほども申し上げましたように、これからの介護人材を確保していくためには、介護福祉士、介護職員のやっぱり社会的評価を向上していくということが非常に重要だというふうに考えております。
○政府参考人(岡田太造君) 介護福祉士の資格取得方法につきましては、資質の向上を図る観点から、全ての者が一定の教育課程を経た後に国家試験を受験するという形で、資格取得方法の一元化をする法律改正を平成十九年に行いました。
先生御指摘のように、介護人材の資質をいかに向上させ、いかに魅力を高めていくかという意味で、資格取得方法の見直しというのは重要だと思いますが、今後幅広い関係者の皆様から十分な御意見を伺いながら精力的な検討を進めていきたいというふうに考えているところでございます。
平成二十七年四月を予定していた介護福祉士の資格取得方法の見直しについては、養成施設入学者の減少をもたらすのではないか、介護現場で働く者に過重な負担を課すものではないかという懸念の声があることを踏まえ、幅広い観点から介護人材確保に向けた方策を早急に検討することと併せて、施行を一年間延期することとしたものであります。
平成二十七年度に施行予定であった介護福祉士の資格取得方法の見直しの施行を一年間延長するということになっていますけれども、その理由は何でしょうか。
間違っても、資格取得方法の見直しの施行を一年間延長したことは介護を確保するためにハードルを低くするんだということは絶対ないようにしていただきたいことと、もう一つは、海外からの受入れについては慎重にしっかりと考えていただきたいなと思っています。
○政府参考人(岡田太造君) 介護福祉士の資格取得方法の見直しにつきましては、資質の向上を図るという観点から平成十九年に制度改正が行われまして、平成二十七年度から施行予定でございました。
○山本博司君 次に、資格取得方法の見直しに関しましてお伺いをしたいと思います。 介護福祉士の資質向上を図る観点から、平成十九年の法律改正で、一定の教育課程を経た後に国家試験を受験をして合格して取得をするという形に一元化されまして、平成二十四年度から施行予定でございました。今回の法案では見直しを延期することとなっております。
このほか、介護福祉士の資格取得方法の見直しの延期、有料老人ホーム等における利用者保護規定の創設、市民後見人の育成の推進等の所要の改正をすることとしております。 最後に、この法律の施行期日は平成二十四年四月一日といたしておりますが、介護療養型医療施設の存続及び介護福祉士の資格取得方法の見直しの延期等については、公布の日から施行すること等といたしております。
このほか、介護福祉士の資格取得方法の見直しの延期、有料老人ホーム等における利用者保護規定の創設、市民後見人の育成の推進等の所要の改正を行うこととしております。 最後に、この法律の施行期日は、平成二十四年四月一日としておりますが、介護療養型医療施設の存続及び介護福祉士の資格取得方法の見直し延期等については、公布の日から施行すること等としております。
その第一の理由は、本案は、介護福祉士の資格取得方法を一定の教育プロセスを経た後に国家試験を受験する形に一元化するものであるにもかかわらず、准介護福祉士制度の導入は法改正の趣旨に反しているからです。介護福祉士国家試験の不合格者や未受験者のために新制度を導入する合理性はなく、逆に、国家試験に挑戦する者の意欲は高まらないばかりか、人材の資質や介護サービスの質の向上につながらないことが懸念されます。
反対の理由は、介護福祉士の資質向上のため国家試験を必須とする資格取得方法を一元化すると言いながら、養成施設卒業者については、国家試験に合格しなくても准介護福祉士という別の国家資格を付与するからであります。
第三に、介護福祉士、社会福祉士の資質の向上を図るため、介護福祉士については、一定の教育プロセスを経た後に国家試験を受験するという形でその資格取得方法を一元化するとともに、社会福祉士については、福祉現場における高い実践力を有する人材を養成するための資格取得方法の見直しを行うこととしております。
そして、次にお伺いしたいんですが、きょうお配りした資料の中で、非常にこの法案、いい面と悪い面とがまざっている法案でありまして、その悪い問題点が、四ページ目に配っております、「資格取得方法の見直し」ということで、今までは実務経験三年以上の方は介護福祉士の国家試験を受けることができたわけです。
また、養成施設の卒業者のうち、国家試験を受験しなかった者とか受験したが不合格だった者に資格を与えるということは、介護福祉士と実質的に同様な業務を負わせることになるような状態が生じると思うんですけれども、今回の資格取得方法を一元化するという制度改正にまず逆行しているんじゃないかと思っております。
次に、介護福祉士の養成にかかわる制度の見直しについて、資格取得方法の一元化についてお伺いいたします。 労働条件の明確な改善がないまま資格取得要件を厳しくすると、介護福祉士の資格取得のインセンティブが働かなくなることが心配されますけれども、この点についてはどのように考えているのか、お聞かせください。
第三に、介護福祉士、社会福祉士の資質の向上を図るため、介護福祉士については、一定の教育プロセスを経た後に国家試験を受験するという形でその資格取得方法を一元化するとともに、社会福祉士については、福祉現場における高い実践力を有する人材を養成するための資格取得方法の見直しを行うこととしております。
その第一の理由は、法案は、介護福祉士の資格取得方法を一定の教育プロセスを経た後に国家試験を受験する形に一元化するものであるにもかかわらず、准介護福祉士制度の導入は法改正の趣旨に反しているからです。介護福祉士国家試験の不合格者や未受験者のために新制度を導入する合理性はなく、逆に、国家試験に挑戦する者の意欲は高まらないばかりか、人材の資質や介護サービスの質の向上につながらないことが懸念されます。
私は、今回の介護福祉士の資格取得方法の見直しに併せ、介護福祉士の処遇の改善のための施策を早急に講じていただきたいというふうに考えるわけでありますが、柳澤厚生労働大臣の見解をお伺いいたします。
交渉中に介護福祉士の資格取得方法の変更の政府方針は明らかだったのに、全く反映することなく署名を行ったことには重大な問題があります。我が党は日比EPAに反対いたしましたが、本法案の質疑を通じて、この交渉がいかに拙速であったのかも明らかになったと思います。 もとより、修正案提出の趣旨にあるように、日比EPAが早期に修正されることを強く求めるものであります。